Mollusk

集積所。

日記(23-07-08)

起きたら23時。流石に時計を二度見する。昨日就寝したのが1時ごろだったはずなので、ほぼ丸一日寝ていたことになる。僕にとっての7月8日は一時間しか残されていない。逆に言えば、この一時間をどう使うかで今日と言う日が決まる。いや、どうあがいても一日をほとんど寝て過ごしたという事実は覆らない。

NASに言わせれば「睡眠は死のいとこ (sleep is the cousin of death)」らしい。NASは眠らずに行動することでHIPHOPゲームの中で上を目指すことを宣言した。彼の言葉に従えば、僕は二日間を死んで過ごしたことになる。

睡眠は資本主義のマネーゲームにとっても排除すべき天敵である。そこでは睡眠の本質は、「明日の労働のための休息」という意味に回収されてしまう。自己目的的な睡眠。睡眠のための睡眠は資本主義においては「死」以外の何物でもないだろう。逆に言えば、労働のための休息として回収されえない睡眠こそが、資本主義を突破するための鍵なのかもしれない。