Mollusk

集積所。

日記(23-07-10)

最近は特に何もやる気が起きない日が多い。そういう日は徒に何かをしようとはせずに、ダラダラしている。具体的には何回も見たYouTubeの動画を眺めたりしている。何回も見ているだけあって内容が頭にスッと入ってくる気がする。しかしこれはただの確認作業でしかない。弱った胃腸に与えるおかゆのようなものだ。

寝転がってその辺に転がっている本を手に取り、2〜3ぺージほどパラパラめくってみる。内容が頭に入ってこないので、本をまた床に置く。

最近カレー沢薫発達障害解説エッセイ漫画『なおりはしないが、ましになる』を読んでいる。この漫画曰く、普通の人は床に物を置かない、らしい。この事実には少なからず驚かされた。床に物を置かなければどこに物を置けばいいのか。

一般的には、床に本が溢れているのなら、本棚を増設するなどの対策を講じるのだろう。つまり、床に物を置かないためには、「収納」という概念と上手く付き合っていく必要がある。しかし、「収納」は今の自分の生活パターンの中にはない概念である。自分は自分の生活の範囲内の営為(洗濯や入浴、掃除、皿洗いなど)で既に手一杯であり、そこに新しい行動を付け足すことはできない。「収納」までは手が回らないのが現状だ。自分の許容量を超えた生活パターンは遅かれ早かれ破綻するだろう。つまり、現状の生活に「収納」を導入するためには何かを犠牲にしなければならない。今の自分の生活パターンの中から、何を犠牲にするのかが問題である。