Mollusk

集積所。

日記(23-06-23)

昔から自分のことについて書くことに(そしてその文章を公にすることに)抵抗がある。基本的に自分は凡庸な人間だと思う。そのため「自分のこと」について書いた文章が面白いものになるとは思えない。しかし、別に面白い文章を書かなければいけない、という決まりもないだろうになぜ自分は面白い文章を書かないといけないと思い込んでいるのか。思えば、何か面白いことを「言わないと/しないと」いけない、という強迫観念は自分にとってかなり根深い。この強迫観念が自分の日常を圧迫しているのを強く感じる。そのために、何もできず、何も言えなくなり、書けなくなっている。この状況は非常に良くない。この試み(=日記を書くこと)が上述の強迫観念を和らげるような効果をもたらしてくれることを祈っている。リハビリとしての日記。面白いことを書こうとしてはいけない。面白くないことを書かなければいけない。そうすることで、僕は自分の言葉を取り戻すことができるかもしれない。